ペイントドクター　課題解決事例

■ペイントドクターとは
主にプラスチック製品への機能性の付与、素材に対する塗料の選定・塗装仕上りの改善において、
開発の段階から塗装の現場までお手伝いする、塗料のお医者さん(かかりつけ医)です。
健康に不安がある時や、病気になった時はすぐに相談できる身近なお医者さんがいると安心ですね。
阪上商店はプラスチック素材の塗料・塗装のかかりつけ医として、
現場のお困りごとを身近に相談できる塗料のお医者さんです。

※ペイントドクターについての詳細はコチラをご覧ください。

今回は塗装現場の課題解決事例をお届けします。

金属から樹脂化したいというご要望

【お客様のご要望】
・金属を使っていたが、樹脂を使って製品を作りたい(樹脂化したい)
・難燃認定を取れるようにしたい

（条件）
密着させたい、水性でやりたい

（お悩み）
密着性や水性について、メーカーや代理店に確認してもなかなか解決せず2年の月日が経っていた。

【ペイントドクターの提案】

・塗料の選定
・塗装方法の検証

樹脂化したいというご要望をお聞きして、
それに対応するものとして塗料の選定と塗装方法の検証を行いました。
塗装方法については2種類の方法から16パターン作成し、
その中から塗装方法を定めてOKを頂きました。

☆塗装の現場では、製品の形状、治具、工法なども重要となります。
ペイントドクターは塗装の事はもちろん、
治具の事も設備についても幅広い知識と経験でご提案が可能です。

スポンジの塗装をしたいというご要望

【お客様のご要望】
スポンジコートをしたい。

【ペイントドクターの提案】

・塗料の選定
・塗装方法のご提案

スポンジコートをしたいというお話をお聞きして、
それに対応するものとして塗料と塗装方法のご提案を行いました。

塗装のサンプルを作製（有償）し、チェックをして頂きましたところ、
スポンジへの塗装が可能な事が解り、OKを頂きました。

☆このようにご要望から現状をお聞きして、塗装のテストを重ねてご要望にお応えしております。

ペイントドクター３つの特徴。

１．創業50年。プラスチック用塗料のプロフェッショナル。

２．塗装現場に関わる中で培った知識と経験。

３．様々な塗料の提案から塗料を使いこなせる。

プラスチック塗装の現場に関わり続けて50年。
・見本から条件出しを繰り返し、条件に近づけていく。
・塗り方の条件で『何を変えればどう変わるか』という検証ができる。
単に『塗料が悪い』で片づけるのではなく、
塗装の条件を変えることでマスターに近づけていく。
（季節によって塗装環境は変化しています）
これらを改善する知識・経験を兼ね備えております。

塗装現場の課題を解決することで、お客様にとってのメリットを生み出します。
一口に「塗装」と言っても、素材や塗料、塗装の仕方によって仕上がりが変わって参ります。
それはのちに、品質の差となり、不要なコストが発生する原因になってしまう場合もあります。
確認・検証を行う事は、一見手間なように見えますが、
将来的に考えると、自社の独自の企業価値を創りだすことになり、自社のノウハウが高まり
結果的にコストを抑えることにも繋がります。

阪上商店は、長年にわたり塗装の現場で様々な提案を行ってきた経験やノウハウを活用し、
お客様にとってのメリットを生み出します。