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プラスチック塗装のコツとポイント

プラスチック塗装のコツとポイント

ペイントドクターがお届けする
プラスチック塗装のコツとポイント

 

新年最初のブログとして、プラスチックと金属の素材の違いや、
より良い塗装を行うためのコツとポイントをまとめました。
ご参考に頂ければと思います。

 

◆テーマ◆
1)プラスチック塗装と金属塗装の違い
2)塗装条件、塗装環境について
3)ペイントドクターについて

 

1)プラスチック塗装と金属塗装の違い
◆金属
金属は素材として考えると不安定要素が少ない素材です。
◎静電気が起きにくい
◎溶剤に侵されることが少ない
◎金属は脱脂することが基本となっているため、前処理として洗浄が行われます。
 

 

◆プラスチック
脂から作られるペレットを溶かして成型する樹脂は、基本脂の塊で、
成形時に離型剤も使用するため、生地に油脂が付着していることがあります。
成型条件や環境条件(温度・湿度)によって、膨張・収縮することがあります。
また溶剤に侵されることもあるため、金属に比べて不安要素が多いです。
逆に軽くて・様々な形状に加工をし易い特徴があります。

 

2)塗装条件、塗装環境について
プラスチック塗装、金属塗装のどちらにも言えることですが、
気温や湿度によって塗装条件が変わってきます。

プラスチック塗装は膜厚が薄膜であったり、
パールやシルバー色といった色調も多いため、その影響を受けやすく、
プラスチックであるため、溶剤による生地侵しや
ソルベントアタックによるクラック(成形条件とリンクします)、
また仕上りの濃淡・表面のザラツキなども発生する事があります。

 

【最適な環境と条件を設定するために】
最適な塗装環境と条件を整え、対応策を練る必要があります。
また、相性の良い塗料を選択することも必要です。

 

☆塗装のポイント☆
◎素材と相性の良い塗料の選択
◎生地の洗浄(脱脂)

プラスチックについて、生地に起因する不良削減の洗浄テストを行っていますので、
こちらをご参考頂ければと思います。
>>プラスチック生地の洗浄レポート
◎除電・徐塵
◎塗装方法の選択(スプレーガン、手、スピンドル等)
◎治具形状(業務の効率化、不良率の削減)
◎その他


同じ時期、同じ塗料であっても、塗装条件や塗装ツールによっても色調が変化することがあります。
塗装条件等は検証を行い、都度対応策を練ることでより良い塗装を行うことが出来ます。

 

3)ペイントドクターについて
塗装の現場を知っているからこそ最適な提案を行う事ができる、
プラスチック塗装のパートナーです。

塗装は環境や条件などで変わってきますので、都度見直す必要があります。
様々な条件をクリアして最適な塗装条件、対応策等を検討されたい方は、
ぜひ一度ご相談ください。

ペイントドクターについての記事はコチラをご参照ください。
>>ペイントドクターの関連記事

 

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