プラスチック生地の洗浄レポート
プラスチック生地に起因する不良削減
プラスチック製品は高品位なものが求められ、品質においてもチェックが厳しくなってきています。
プラスチックの生地を洗浄して汚れを取り除く事が求められるようになってきました。
生地の洗浄は最終工程の塗装及びメッキの「ノリ」に大きく影響されるだけでなく
事前に良、不良の判別に生かされることが分かってきました。
下記洗浄レポートはそれらを実証したものです。
一般的に、ガラス、フィルムは何工程もかけて洗浄が行われ、表面が親水性になるようにしています。
プラスチックについては、ハジキ対策の前処理として、生地表面をウエスで拭取るなどの
簡易的な脱脂が一般的ですが、生地奥に油が食い込んでいたり、油膜となって張り付いている場合は、
拭き取りでは取りきれず、塗装した際に油がシンナーで軟化し塗膜に悪影響を及ぼす事があります。
故にプラスチックでも生地を洗浄する事で、より良く汚れを取り除くことが大事になってきています。
【プラスチック生地の洗浄テスト】
今回は1~4層に分けて洗浄を行いました。
エアロクリーン液中に洗浄する生地を浸漬させて、
超音波をかけてプラスチック製品を洗浄していきます。(※製品画像にはぼかしを入れています)
☆洗浄によって生地の強い、弱いも判断できます☆
下の画像は、生地にキズが出ていることが分かります。
洗浄液に長く漬けると、生地が弱い部分に傷が発生することがあります。
製品そのもののチェックにも繋がります。
※プラスチックの洗浄は形状や洗浄する時間や条件、更に成形生地の状態によっても変動します。
トライを重ねて最適な条件を見つける事が1つ目のポイントになります。
またエアロクリーンの洗浄液を如何に正しく使用するかが、
生地洗浄の2つ目のポイントになってきます。
最強の洗浄液エアロクリーンを用いた洗浄システム・洗浄機があります。
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